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フッ素の新常識!正しい効果と使い方を歯医者が全て解説【前編】

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フッ素の新常識!正しい効果と使い方を歯医者が全て解説【前編】

フッ素の新常識!正しい効果と使い方を歯医者が全て解説【前編】

フッ素は歯にどんな効果があるのか?と聞かれると、虫歯予防に効果があるということは良く世間に知られています。

では、なぜフッ素は虫歯予防に効果があるのでしょうか?またフッ素には正しい使い方があることを知っているでしょうか。

この記事を読んでいる方は「虫歯ができやすい」、「虫歯を予防したいがどうしたらいいかわからない‥」など、口の中に何らかの悩みを抱えている人がほとんどだと思います。

しかしフッ素の正しい知識と理解がなければ、効果を最大限に活かすことも、虫歯を予防することもできません。

今回は虫歯予防に欠かせないフッ素の効果、正しい使い方をできる限り詳しく解説していきます。歯科医から正しい知識を得て理解することはとても大切なことです。

普段使っている歯磨き粉をいかに”なんとなく”使っていたかがわかると思います。それでは解説していきます。

 

1.世間の誤解?フッ素の体への影響とは

フッ素が体にとって悪影響と言われることが少なくありません。

これについて先に結論から言ってしまうと、フッ素はかなりの量を過剰に摂取すると、中毒症状(吐き気や腹痛など)があらわれますが、普段使う量では全く気にしなくて良いということです。

市販されている、歯磨き粉や洗口液に含まれているフッ素の量はごく微量で、中毒症状があらわれるには、相当たくさんの量を飲み込まなくてはいけません。

例えば歯磨き粉のチューブや、洗口液を何十人分も一度に飲み込めば中毒症状が起きるかもしれませんが、普段使うにはまず考えなくて良いです。安心して使ってください。

 

2.虫歯を予防するために大切な3つの効果

虫歯予防における、フッ化物の効果はいくつかありますが、主に3つの方法で虫歯から歯を守っています。

 

・虫歯菌が出す酸に強くなる効果
・虫歯菌を弱らせる効果
・再石灰化を助ける効果

の3つです。

具体的に何が違うかというと、それぞれに含まれている濃度が違います。また子供にフッ素を使う場合は、吐き出しやうがいができるかどうかでも選択が変わってきます。

また、これらを併用をしても全く問題はないです。それぞれを併用することで、より高い虫歯予防効果が得ることができます。それぞれのフッ素の使用方法、適齢期、メリットを理解してフッ素の効果を最大限に活かしてください。

それでは、それぞれをわかりやすく解説していきます。

 

1.予防効果 その1:虫歯菌の出す酸に強くなる効果

フッ素は歯の一番外側、表面の最も硬い部分”エナメル質”という部分に取り込まれます。フッ素が取り込まれることで、エナメル質の中の主成分の構造(ハイドロキシアパタイト)が安定し、歯の質が丈夫(フルオロアパタイト)になります。

これによって「酸に溶けにくい丈夫な歯」が作られます。 上で解説したことを、図で表すと下のようになります。これは、脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)を表した図です。

食事をしなければ、口の中は中性で(グラフでいう上)、酸性度が低い状態です。しかし食事をして糖を摂取することで、すぐに酸性度が高くなります(グラフでいう下)。

そして、”歯の表面が溶け出す境界”を越えると歯が溶ける、脱灰(だっかい)が起き始めます。 しかしフッ素の効果で、脱灰が起きにくくなり歯が溶け出す境界までは到達しにくくなります。

2.予防効果 その2:虫歯菌を”弱らせる”効果

プラーク中の細菌はエサとなる糖を好みます。細菌が糖を取り込むことで、それらを分解しエネルギーを作り出すことができるからです。

対して、フッ素は細菌の糖を分解するための”酵素”の働きを邪魔する性質があります。これにより菌の活動は弱まり、結果的に口の中で酸がつくられにくい環境になるのです。

 

3.予防効果 その3:再石灰化(さいせっかいか)を助ける効果

食事をしていないとき、歯に付着したプラーク(歯垢)は中性に保たれていますが食事をすることで、糖を元に歯を溶かす”酸”を作りだします。

その後、酸性に傾き脱灰が起きた口の中は、唾液の働きによって徐々に中和されていくと説明しました(再石灰化:さいせっかいか)

この脱灰されている時間が長ければ長いほど、中和する再石灰化(さいせっかいか)の力が弱ければ弱いほど虫歯のリスクがとても高くなります。 フッ素にはこの再石灰化(さいせっかいか)を強める作用があります。

脱灰によって溶け出した歯の成分を唾液が戻そうとするのをフッ素が助けるイメージです。

虫歯を予防するために大切な3つの効果について解説しましたが、これらの効果は特に子供の歯に塗布することで効果があるというイメージがあるかもしれません。

しかし、実はフッ素は年齢関係なく効果があります。年齢が上がるにつれ、下の図のように歯の根元の虫歯が多くなるのですが

このような虫歯を予防したり、その他の場所の虫歯を防ぐためには、フッ素はとても有効なので大人も積極的に使ってください。

 

3.まとめ

如何でしたでしょうか?
今回はフッ素の効果について、解説しました。
次回は、フッ素の効果を最大限活かすための3つの使用法等を解説します。

執筆・監修者

医療法人AKATSUKI 理事長:柴田 暁晴
しばた歯科可児おとなこども矯正歯科

院長:医療法人AKATSUKI 理事長:柴田 暁晴

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  • ・日本口腔外科学会認定医
  • ・日本顎咬合学会認定医
  • ・日本口腔インプラント学会認定医
  • ・名古屋SJCD 所属

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当院は国際的にインプラント・オールオン4治療で有名なDr.アレックスの元、Dr柴田、Dr近藤ともに世界レベルの歯科医療を学び、地元岐阜可児にてその技術を提供しています。
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しばた歯科可児おとなこども矯正では、一般的な矯正治療では対応が難しいとされる“難症例”にも、専門的な診断と高度な設備を活用して対応しています。
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また、矯正・インプラント・口腔外科・補綴など、各分野に精通したドクターがチームを組み、複雑な症例にも連携して対応。お子さまから成人まで、他院で「難しい」と言われた症例でも、しばた歯科では最適な治療方法を提案いたします。

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