">
menu
BLOG

お子さまを歯科医院へ連れて行ったとき「急速拡大装置(拡大床)」の使用をおすすめされたことはありませんか?
固定式装置の一つで、上顎の横幅を拡大するときに用いられます。
お子さまに提案されることが多いのは「軟骨がまだ軟らかい時期」に使用してこそ十分な効果を発揮するためです。
どのような特徴があるのか、メリットやデメリットと併せて詳しく説明します。
口腔内に歯列が整うためのスペースが不足していると診断された場合に用いられる、上顎の横幅を拡大するための装置です。
大きく分けて「緩徐拡大法」と「急速拡大法」の2種類があり、前者は1~2年という長い期間で徐々に歯列を側方および前方に拡げる手段です。さらに取り外し可能な「プレートタイプ」と、固定する「W-type」の2種類に分類されます。歯の負担を軽減でき、痛みが出にくいのが特徴です。
一方で急速拡大法は、2週間~2ヶ月程度で効果を発揮します。
この治療は「2枚の骨が合わさっているけれど完全にくっついてはいない」という、成長期の子どもの上顎骨へのアプローチを図っているのがミソです。
適切な方向へ力を加えることで、骨と骨をうまく離開させられるでしょう。その状態でしばらく過ごしていると、空間部分に新生骨ができて安定感を生み出します。
上顎の骨が大幅に拡大するでしょう。
選ばれやすいのは緩徐拡大法ですが、より大きなスペースを確保したい方には急速拡大法が向いているでしょう。
一番の魅力は、上顎骨の成長を促しながら骨格や歯列のバランスを調整できる点です。
すべての永久歯が生え揃う前である「混合歯列期」に治療をスタートすれば、永久歯が萌出するための十分なスペースを確保できます。
必ずしも将来的な歯列矯正が不要になるとは言い切れませんが、非抜歯でできる可能性がグッと高まります。成人矯正が不要になる可能性も、ゼロとはいえないでしょう。
また上顎の拡大により、鼻腔が広がって鼻呼吸しやすくなるのも嬉しいポイントです。
口呼吸の習慣があるお子さまは、これを機に悪習癖の改善が期待できます。
装置は専用の接着剤で歯に固定されるので、患者さまによる着脱ができません。
開始直後の1週間~10日程度は、違和感がある状態で過ごす必要があります。特に会話や食事の際に、支障をきたすかもしれません。鼻や口元に、特有の「ツーンとした痛み」が出る場合もあるでしょう。
そのうえ、食物残渣が装置に付着してブラッシングがしにくくなるという難点も抱えています。特にワイヤーやネジの部分は、汚れが残りやすいので気を付けましょう。必要に応じて、親御さまが仕上げ磨きを行ってください。
次回は、拡大装置の使用における注意点を紹介します。
不正歯列や不正咬合に悩むお子さまがいらっしゃる方は、引き続きぜひご覧くださいね。
執筆・監修者
院長:医療法人AKATSUKI 理事長:柴田 暁晴
所属学会海外で研鑽をつんだドクターが対応
当院は国際的にインプラント・オールオン4治療で有名なDr.アレックスの元、Dr柴田、Dr近藤ともに世界レベルの歯科医療を学び、地元岐阜可児にてその技術を提供しています。
骨が少なくてインプラント治療を断られたり、入れ歯やブリッジを勧められるケースでも、ほぼ全てのケースでインプラント治療が可能です。
「難症例」であっても対応できる設備とチーム
しばた歯科可児おとなこども矯正では、一般的な矯正治療では対応が難しいとされる“難症例”にも、専門的な診断と高度な設備を活用して対応しています。
歯や顎の状態を精密に把握するために、3D画像診断が可能なCTや口腔内スキャナーを導入。治療前のシミュレーションを行うことで、より安全で的確な治療計画を立てることができます。
また、矯正・インプラント・口腔外科・補綴など、各分野に精通したドクターがチームを組み、複雑な症例にも連携して対応。お子さまから成人まで、他院で「難しい」と言われた症例でも、しばた歯科では最適な治療方法を提案いたします。

© 2025 shibatadental.com