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しばた歯科ブログ

舌側矯正の注意点とメリットについて

2022年3月10日

目次

1.舌側矯正とはどのような矯正手法なのか

舌側矯正は、歯の裏面に矯正する為のブラケットを取り付ける歯列矯正の手法を呼びます。
以前までの歯列矯正の多くの方のイメージは、ブラケットを歯の表面に取り付けて矯正をする手法が一般的と思われていましたが、この従来の治療法では周りの方から見える部分に器具を取り付ける為、人の目が気になってしまう方、また仕事で接客をする為、気にしなければいけない方は大きなハードルを実感する手法でした。
他の注意点として、歯の表側に器具を取り付けることで、口が上手に開閉することが出来ないなどの異物感を感じる方も多くいらっしゃいました、成人になってから歯列矯正をすることは多くの方にとってハードルが高かったです。
その悩みを解決する為に登場した矯正の手法が舌側矯正です。最近注目を浴びている舌側矯正は、ブラケットの器具を歯の裏面に取り付けるため、周囲の人に気づかれることなく歯列矯正を行えることが出来るからです。外見を矯正前と同様に維持することが高く評価され普段通りの生活を送れることから、歯列矯正に対するハードルが大きく低くなったと言えるでしょう。

 

2.舌側矯正と滑舌の関係性について

矯正器具が舌の動きを阻害して発音に影響する
舌側矯正は滑舌に影響を及ぼしてしまうと言われています。それは、歯の裏面に矯正器具が装着されることが影響を及ぼす大きな原因になっているからです。歯の裏面にブラケットが装着されると、それに舌が引っかかってしまうと滑らかに発音ができません。
ブラケットの器具の厚みは数mmではありますが、口の中の感覚からすると異物感が慣れるまで感じられます。ブラケットとワイヤーは歯よりも複雑な構造である為、舌が器具に接触しやすくなります。
ブラケットとワイヤーが前歯の裏面にあると、舌の位置が通常よりも狭くなります。それにより舌の活動域が制限されるため、滑舌の不安定さに直結してしまうのです。会話をする時など異物が接触することに最初は慣れていないので余計に気になってしまい、発音が滑らかに出来なくなります。

 

3.舌側矯正はどのような音が苦手なのか

舌側矯正の治療中は、サ行、ザ行、タ行、ダ行、ナ行、ラ行の音が苦手になりやすいです。これらの発音は、舌を歯の根元付近に押し当てて出す音の為、ブラケットが舌の動きを制限して滑舌が悪くなってしまいます。
どのように音が変わるかと言うと、サはシャ、ナはニャなどに発音しやすくなります。日常的に人と会話を多くしたり、接客業などをしている方にとっては少しの異物感がストレスに感じるかもしれません。

 

4.舌側矯正のメリット4つ

①運動をする際の安全性が高くなった

ワイヤーやブラケットを使用する矯正は、スポーツ選手などに施すことが難しいことが多々ありました。理由は、対戦相手の選手との衝突などによってケガの要因となるケースがあるからでしたが、舌側矯正では歯の裏側に矯正器具を取り付けることが出来る為、安全性を高めてスポーツに集中することができます。

 

②前歯の突出を改善できる

舌側矯正は、歯の裏面から引く力が加わるので、前方に突出している歯を改善するような歯列矯正に適しています。
メリット多い舌側矯正ですが、先程ご説明した通り舌側矯正は滑舌への影響が少なからずある為、声良くを使う仕事を生業とする方は歯科医師と事前に相談をしましょう。

 

③日頃の食事を満喫できる

歯の表面にブラケットがついていると、食べカスなどが引っかかって付着していないかなど気にしてしまうケースがあります。ただし、舌側矯正は周りから見えるところにブラケットがございませんので、食べカスの付着などを気にせず食事を満喫することができます。

 

④細菌の影響を受けにくい

歯の裏面は、日頃から唾液が沢山あるので、虫歯菌などの細菌の影響を受けにくいのがメリットです。表面の矯正のケースでは、口が開閉しづらく唾液の機能が最大限発揮されない為、虫歯菌が好む環境が形成されやすいデメリットがあります。

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