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しばた歯科ブログ

部分矯正のデメリットメリットについて

2022年2月10日

目次

1.部分矯正のデメリットメリット

部分矯正のデメリット

①患者さんの口内に歯が並ぶ場所が少ない場合、1本1本歯を削って部分矯正で整列させることがあります。

②骨やアゴを動かしたりすることはできません。これについては部分矯正だけでなくフル矯正もそうですが、一般的に骨やアゴを動かしたりすることはできません。そして、上のアゴや下のアゴが大きくずれて出っ歯になっている場合や口元自体が突出している場合には部分矯正だけで治療することはできない為、外科的な手術が必要なことがあります。

③歯全体の噛みあわせを整えることはできないです。前歯のみだけ矯正など歯の一部を移動させるための治療である為、フル矯正のように全体の噛みあわせを綺麗にすることはできません。反対にいえば噛みあわせに異常がなく、前歯の出っ歯だけ気になるのであれば部分矯正のほうが合っていると言えるでしょう。

 

部分矯正のメリット

①部分矯正は歯磨きがしやすいです。歯全体を動かすフル矯正と比較して、一部分のみの矯正なのでブラシが行き届きやすく歯磨きがやりやすいというメリットがあります。

②気になっている歯だけを動かすことが出来ます。前歯だけ、出っ歯だけなど、気になる箇所のみを矯正治療することができるのでその分、異物感も痛みも最小限で済みます。

③前歯の部分矯正は短期間で終えることが出来ます。 前歯の根っこの本数は奥歯と比べて多くありません。一般的に奥歯で2~4本、前歯で1~2本の根っこが生えているといわれています。前歯は根っこの本数がわずかである為、歯列矯正で力を加えた場合、動きやすいというメリットがあります。そして、前歯のみの部分矯正であれば矯正期間が短期間で済みます。

④フル矯正に比べて、費用が安いです。部分矯正は気になる箇所だけ治療するため、歯全体を移動させるフル矯正よりも費用が安価で済むというメリットがあります。

 

2.矯正はどれくらいの期間が必要なのだろう?

歯科医院によってかかる期間は異なりますが、2年から3年ほど治療期間が必要だと言われています。フル矯正は歯全体を少しずつ移動させるため期間がかかることが多いです。 歯並びの悪さの具合によっても異なり、具合が軽ければ1年から1年半ほどで治療が完了することもあります。しかし、具合が重ければ3年以上治療に時間がかかることも考えられます。

部分矯正の中でも、前歯であれば特に歯が動きやすいという性質があります。本数にもよりますが1年から長くて2年ほどで治療が終了します。順調に治療が進めば半年ほどで治療が終わることもあります。

 

3.骨格に問題がある場合は部分矯正ができない

上のアゴと下のアゴの大きさのバランスが大きく異なることで前歯が突出したように見える場合、部分矯正できないこともあります。

これは、骨格の部分に問題がある場合です。 そして、奥の歯の噛みあわせが悪いのが原因で出っ歯になっている可能性もあり、そのパターンは前歯だけ部分矯正で治療してもまた以前の状態に戻ってしまうことが想定されます。

そして、前歯の重なりが大きいケースでも部分矯正だけでは治療が困難な場合が多いです。

 

4.骨格に異常はなく歯だけ突出している場合

舌で前歯を裏側から押す、指しゃぶりをしてしまう、爪を噛むなどの悪い習慣を長期間続けていた方は歯の生える向きが変化してしまい出っ歯になることがあります。このパターンは、骨ではなく歯の向きが異常ですので、全部ではありませんが部分矯正が適応になることがあります。

奥の歯の噛みあわせには異常はなく、前歯部分だけに問題がある場合も部分矯正で治療できます。そして、骨格に問題なければ被せ物(セラミッククラウン)によって出っ歯をキレイに整えることも可能です。

ただし、被せ物(セラミッククラウン)で治療するパターンでは、元の歯を削る可能性があります。

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