こんにちは 岐阜県可児市、しばた歯科可児おとなこども矯正歯科の歯科衛生士チームです。
前回は、なぜ虫歯になっちゃうの?
虫歯の原因についてご説明しました。
そこで今回は「予防方法」についてご説明したいと思います。
虫歯の原因は➀歯質➁細菌➂糖質+時間でしたね。
では、各原因に対する予防方法を見ていきましょう。
➀歯質→フッ化物を使った歯質の強化と唾液(唾液については2020.7.9のブログをご覧ください)
萌出したての歯牙に対しては歯科医院でのシーラント処置
➁細菌→自宅でのブラッシング、歯科医院でのプラーク除去。
フッ化物、キシリトールの使用
➂糖質→バランスのとれた食習慣(おやつを含む)。
砂糖などの虫歯の心配がない食べ物の選択。
※その他の原因の一つ 口呼吸、歯列不正に関してはこちらをご覧ください
+時間と➂糖質の食習慣について少し詳しく…… まず、食事やおやつを食べる度に、数分で口腔内のphが酸性に傾き、 歯の表面のミネラル成分が溶かされ始めます。
(これを脱灰と言います)
30分ほど時間が経つと唾液の働きにより口腔内のphが中性に戻り、 溶かされた歯の成分がもとに戻されます。
(再石灰化)
しかし、食事やおやつをちょこちょこ・ダラダラ食べることにより口腔 内のphが常に酸性になり、虫歯になりやすくなります。
下の図をご覧ください。 唾液が歯を再石灰化する時間がしっかり確保されています。
酸性になっている時間が少ないので、歯が溶ける時間も少なく虫歯になりにくい状態です。
ちょこちょこ・ダラダラ食べをするとどうでしょう。唾液が歯を再石灰化する時間がとれないので、虫歯になりやすい状態です。
このことを踏まえ、食事やおやつを食べるときはダラダラと食べるのではなくしっかり時間を決めて食べることが大事です。
小腹が減ったときはなるべく口に残らないゼリーやヨーグルト(ヨーグルトはカルシウム豊富でなお良し!)よく噛み唾液分泌促進、顎を強化するスルメや煮干し、昆布(塩分の取りすぎに注意!)酸を作りにくいナッツ類もオススメです。
ケーキやチョコレートなどは食事とセットにして食べると良いでしょう。
(dental x資料、雑誌FRaUより抜粋)
虫歯にならない、進行させない為にできることがあります。
今からでも遅くはありません。
虫歯で歯を失わないようにしっかりと予防していきましょう。
しばた歯科可児おとなこども矯正歯科では虫歯予防グッズを各種扱っております。可児市、美濃加茂市、多治見市周辺の歯にお悩みのある方はぜひ当医院までご相談ください。