目次
1.セカンドオピニオンをする際の確認ポイント
矯正の担当医についてのポイント
通常の歯科医療と矯正歯科の両方を受け持っている歯科医院のケースでは、矯正歯科の先生は複数の医院を受け持っている、非常勤の医師の場合があります。主治医が変わってしまうケースなどもあるので、できる限り毎回同じ主治医から長期的に見てもらえるように、常勤で働いている歯科医院を選択すると良いでしょう。
歯列矯正は突然問題が発生するケースがあります。ただし、非常勤の場合は担当の医師が出勤するタイミングまで待つ必要があります。以上のことも踏まえて選択するようにしましょう。
必要な費用や受診の日程を確認しよう
セカンドオピニオンは、歯科医院によっては受け入れる日程が制限されています。日程によっては受診したくても受けられないケースもあるので、前もって確認すると良いでしょう。セカンドオピニオンに必要な費用なども様々なので、これらも併せて確認しましょう。
医院の設備が整っている
レントゲンや歯科用CTなど、セカンドオピニオンに必要な検査が可能か、医院の設備が充実しているかを事前に確認してください。多くの歯科医院はウェブサイトに設備情報などを表示していますので、検査機材が整っているかをチェックすることが可能です。
歯科医師は経験豊富か
矯正を専門にしている医師かどうか、また、矯正治療の経験が豊富かどうか、チェックした方が良いでしょう。医院によっては、通常の歯科診療の担当医師が矯正の治療を両方ともしているケースがあります。
2.セカンドオピニオンの流れを知ろう
主治医に相談しよう
主治医にセカンドオピニオンの意思を相談したら、セカンドオピニオンを受診したい歯科医院を見つけます。それから、メールや電話等でセカンドオピニオンが可能か確認をしましょう。
セカンドオピニオンの時には主治医に必要な資料を取り揃えてもらいますが、場合によっては断られるケースもあるので、その点も考えて進める必要があります。万が一歯科医師から断られても、セカンドオピニオンを受診することは出来ます。
セカンドオピニオンを予約をしよう
セカンドオピニオンの予約は、日程を制限していることがあります。しっかりとセカンドオピニオンであることを医院に伝えて予約を入れましょう。
予約した日程に診断しよう
必要な資料を引き渡し、カウンセリングを受けましょう。そして、分析や診断をしっかり行いましょう。セカンドオピニオンに必要な費用は、相談にかかる時間によって異なり、検査によって更に高額になることもあります。場合によっては無料で受診できるケースもあるので確認しましょう。
主治医に改めて伝えよう
セカンドオピニオンを受診した後は、今後の治療方針について主治医に伝えましょう。転院を決定した際にも、伝えるのが良いでしょう。
3.セカンドオピニオンが必要なとき
歯列矯正は必要か改めて検討するとき
違う種類の歯列矯正を選択したい場合も、セカンドオピニオンを受診しても良いでしょう。セカンドオピニオンはさまざまな治療方法を探して治療に入るために活用できます。
歯列矯正が必ずしも必要かといった根本の問題を解決するために、セカンドオピニオンを受診することも一つでしょう。
治療の結果に満足できなかった場合
しっかり歯列矯正が行われなかったと感じる場合や、矯正は完了したけれど違う手法で更に改善したいという場合、セカンドオピニオンを受診できます。今までの治療が本当に治療方針に沿っているものだったのか、改めてセカンドオピニオンで確認することができるでしょう。
外見が気にならない歯列矯正をしたい
近年は裏側矯正など外見が気にならない矯正法などが登場しています。表側矯正をどうしても控えたいケースなどは、他の治療法を探す為にセカンドオピニオンを受診するのも良いでしょう。